Cavaliertop Natsu Hacci Photos after the lesson The competition





 いつもつなぎを作って下さる方の愛犬が、アジリティーという競技をされていたことがきっかけで、

私も興味を抱き、近隣にクラブがないか探していたところ、偶然にも目と鼻の先にクラブがあって、

迷いもせず入会しました。

アジリティーはコミュニケーション・スポーツと言われるように、愛犬とハンドラーとの意思の疎通、

信頼関係がないと成り立たないスポーツ。それを愛犬と一緒に築き上げていくことの楽しさを知り

ました。私の心がみだれていると、不思議と愛犬にもそれが伝わってしまう。とてもメンタルなスポ

ーツでもあります。





 ナツは2014年8月から約4年間、アジリティーを続けましたが、17年9月に脊髄空洞症を発症し、

その後も首の負担を少なくしながら続けていましたが、やはり難しく18年2月にやめることになりま

した。競技会にも出る予定でいた矢先でした。

今でもクラブではナツ伝説があって、当初の頃、フィールドから脱走ばかりしていた子です。そんな

子がいつしかフィールドでもずっとフセしながらマテが出来るようになったり、私の気持ちをいち早く

察し理解するようになっていきました。(良い事も悪い事も)

それ以来、日常でも私の行動は全てナツにお見通しです。

(2019年病状も発症せず、4月にまたアジリティーに復帰することが出来ました)





 2017年8月からアジリティーをやり始めました。

ナツは感情を外に出しながら走る子でしたが、ハッチは自分を外に出せない子で、いつもビクビク

しながら、私の顔をちょこっと覗いたり、周りを気にしたり、呼んでも下を向きながらトボトボと寄って

くる、とても感傷的な子でした。

以降、私も先生も諦めずにずっと練習を続けながら、1年目が経過して、少しずつですが、慣れと

自信からでしょう、変化が訪れました。今ではナツと同様、フィールドでひとりでも座ってマテが出来

るようになりました。そして19年1月に念願の競技会デビューを果たしました。
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